色合いについて
輝きのある黄金色。
香りについて
レモンやライムの柑橘系の香りに、はっきりとしたミネラルの印象を感じられる。カスタード、トースト、白ゴマなど、樽熟成と澱の接触による、ふくよかなニュアンス。
味わいについて
ミディアムボディの辛口。樽熟成、澱の接触からくる旨みと柔らかさに、高い酸味と華やかさのある柑橘系のニュアンスが印象的。ややエッジのきいたミネラルのトーンが、ワインの味わいを引き締めている。
栽培方法について
石英などが混ざったテーブルマウンテン由来の砂岩土壌。標高260~300mに位置する、東向きの0.8haの畑に、3タイプのクローン(CY95,76,548)を植えて垣根仕立てでブドウを栽培。収穫は3月の初旬に行われる。
製法について
フレーバーのスペクトルを最大限引き出すため、早摘みと遅摘みの2回の収穫を行う。ぶどうの房は、夜のうちに3℃まで冷やされた後、手で選別し、全房プレスされます。圧搾後、果汁は樽に移され、天然酵母による自然発酵が行われます。澱の撹拌はせずに、樽内でマロラクティック発酵。発酵後、ミディアムトーストのバリック(樽の比率:新樽23% セカンドユース50% サードユース27%)で約11ヶ月間熟成。