フィレンツェ最古のワイン造りの歴史を誇る名門ワイナリー

　ファットリエ・マルケージ・トッリジャーニは、1280年にフィレンツェの名家であるチャルド・トッリジャーニ侯爵がワインの売買を始めて以来、ワインビジネスに深く関わってきました。フィレンツェから南へ約20kmのバルベリーノ・ヴァル・デルザに位置し、400haに及ぶ所有地から葡萄作りに適した30haを選び、日照、土壌などを考慮してサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどを栽培しています。
　新進気鋭の醸造家ルカ・ダットーマ氏を起用したワイン造りは、まず発酵を伝統的なコンクリート槽で行い、その後オーク樽で1年以上熟成させ、じっくりと寝かせた後、テイスティングにより最良のロットのみを選抜します。そして再度コンクリート槽にワインを戻し、時間をかけて味わいの調和をとり、瓶詰めされます。出来上がったワインは、自然体で調和とエレガンスを表現したクラシカルなスタイルとなっています。