フィンランドから、最高峰のシングル・モルトを

　テーレンペリ蒸留所は、フィンランドの首都ヘルシンキより100km北上した先にあるラハティ市で、シングル・モルトウイスキーを生産する家族経営の蒸留所です。氷河期に形成されたサルパウセルッカ山稜の地層を通った、最高純度の地下水。豊富な大麦の栽培。ゆるやかに寒暖差の変化する、フィンランドの四季がおりなす自然環境。ウイスキーをつくる最適な条件が揃うその場所で、2002年、満を持して稼働開始しました。
「フィンランドに由来する高品質の原材料から、新しく、感動的なフィニッシュ・ウイスキーを造りたい。」という想いのもと、スコットランドで出会った蒸留コンサルタントのウィリアム・マイクル氏の協力を得て、2008年、ついに蒸留所初のシングル・モルトをリリース。次々に新しいウイスキーを発信し、2020年にはIWSCワールドワイド・ウイスキー・プロデューサー オブ・ザ・イヤー受賞という快挙を成し遂げました。北欧圏を牽引する、確固たる存在として異彩を放っています。