2016/11/02 Category:シャノン Category:受賞・雑誌掲載情報

南アフリカ最高峰のメルロー!シャノンのマウント・バレットが最高評価の5ツ★獲得!!

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 南アフリカのワイン評価本『プラッターズ・ワインガイド2017』にて、シャノン・ヴィンヤーズの『マウント・バレット2013』と『セミヨン2015』が最高評価の5ツ★を獲得しました!


【ポイント】

・ マウントバレットは、2008年が5ツ★に輝き、その後は4.5を取るなど最高評価に近い評価を受けてきたが、今回の2013年ヴィンテージで、再び5ツ★を獲得し、南アフリカ最高峰メルローとしての評価を確実なものとした。

・ セミヨンは元々ソーヴィニヨン・ブランの補助として用いられてきたこともあり、栽培面積が0.5haと極小。にもかかわらず、単独品種のワインとして、この度最高評価を受けるに至った。


実は、この2つのワイン、去る10月25日に神楽坂で行われた日本最大の南アフリカ試飲会『恋する南アフリカ』にて、一般のお客様からは『どこで買えるの?』と、また専門家からは『是非扱いたい』とのお声を多く頂いたワインなんです。

シャノンのワインが生まれる産地『エルギン』は、海から近いうえに標高も高い為、冷涼ワイン産地として近年注目を浴びているのですが、栽培されている殆どが、ピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランといったアロマティック品種。

そんな中、シャノンは畑の特性と栽培する品種のクローンや台樹の特性を踏まえた上で、メルローやセミヨンといった、マイナー品種にもチャレンジしており、今回は、そのどちらともが最高評価を受けました!

特にメルローは、2本しか5ツ★に選ばれなかった内の1本ということもあり、数年前に出版された南アフリカワインの専門書で『冷涼なエルギンで生み出されるシャノンのようなメルローは今後注目に値する』と言われていた通りの結果となりました。(毎年、満点に近い評価は受けているのですが)

エルギンならではの冷涼さが生み出す酸味のおかげで、果実味に透明感とフレッシュさがあり、かといって青いわけではなく、しっかりと熟れた赤果実の味わいが目一杯詰まっており、溶け込んだタンニンと共に豊かな味わいを構成しています。

また、セミヨンは、元々ソーヴィニヨン・ブランの補助的な扱いでしたが、今や単独品種として最高評価を得ています。

他にも、貴腐がついたピノ・ノワールで造った甘口の『マクシュラ』など、新しい事にも挑戦しているシャノン・ヴィンヤード。

今後も目が離せない生産者です。


シャノン マウント・バレット (現行ヴィンテージは「2011」です)
希望小売価格(外税)6,000円

シャノン セミヨン
 (現行ヴィンテージは「2014」です)
希望小売価格(外税)3,800円

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