2016/04/27| Category:イタリア Category:受賞・雑誌掲載情報
プピッレの「サフレディ」が快挙!!ジェームス・サックリング氏が選ぶ「スーパートスカーナトップ10」にランクイン、さらに、トップ10の中で唯一100点満点を獲得!!!
世界的に著名なワイン評論家ジェームス・サックリング氏が選ぶ「スーパートスカーナトップ10」が香港の雑誌『Hong Kong Tatler』に掲載され、ファットリア・レ・プピッレの「サフレディ」2012年ヴィンテージが最高の評価を受けました!!トップ10に選ばれただけでなく、トップ10で唯一、100点満点を獲得しています!!
99 points トゥア・リータ レディガフィ 2012
99 points ドゥエ・マーニ カベルネ・フラン コスタ・デッラ 2012
99 points マルケージ・アンティノリ ソライア 2012
98 points ペトローロ ガラトローナ 2013
98 points マッツェイ シエピ 2012
ファットリア・レ・プピッレは、マレンマ地方モレッリーノ・ディ・スカンサーノを代表するプレミアムワイナリーです。その歴史は、たった2haの畑から始まります。
1960年代、現オーナーであるエリザベッタ・ジェペッティ氏の義父アルフレッド氏は、スカンサーノ村ペレタ地区にある2haの畑を購入し、自家消費用や顧客贈答用としてワインを造り始めました。ボルドーワイン好きだったアルフレッド氏は、友人で当時アンティノリの醸造責任者だったジャコモ・タキス氏に相談し、サンジョベーゼの木の一部を伐採し、カベルネ・ソーヴィニヨンを接ぎ木していましたが、ワイン造りはあくまで趣味の一環でした。
1985年、転機が訪れます。実の親のように慕っていた義父がなくなったこの年、エリザベッタ氏はこのワイナリーを受け継ぐことを決意し、「この地で偉大なワインを造りたい、その目標に生涯をかけよう」という思いを抱きます。
当時エリザベッタは弱冠20歳。若い女性がワイナリーを経営するには、想像を絶する苦悩が待ち受けていました。
しかし、義父の古くからの友人、ジャコモ・タキス氏にアドバイスをもらうという幸運に恵まれ、タキス氏に一からワイン造りを教わります。
そして1987年、カベルネ・ソーヴィニヨン100%のフラッグシップワイン「サフレディ」をリリース。振興地マレンマのスーパートスカーナとして注目され、90年代には早くも世界的評価を得るまでに成長します。現在では各国トップレストランのワインリストに加わり、2004年ヴィンテージがワイン・スペクテーター誌で97点を獲得するなど、その地位をゆるぎないものとしています。
1992年にモレッリーノ・ディ・スカンサーノ協会が設立されたとき、エリザベッタ氏はその功績を認められ、初代会長に任命されました。徐々に畑を拡大し、現在は、スカンサーノとマリアーノの間に点在する75haの畑を所有しています。
また、コンサルタントには、これまでクリスチャン・ル・ソメール氏(元シャトー・ラトゥール、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトの海外ワイナリー担当)、リッカルド・コルタレッラ氏が、そして現在、天才エノロゴと称される新進気鋭のルカ・ダットーマ氏が就任しています。