2013/06/03 Category:出張レポート

イタリア出張レポート ①クリテルニア社

ちょっと時間が空いてしまいましたが、今年の4月に実施しましたイタリア出張のレポートをお送りします。今後、何回かに分けてレポートします。

 

まずは、モリーゼ州にあるクリテルニア社から。コストパフォーマンスに優れたワイン、ロンボとオスコを作っているワイナリーです。

 
クリテルニア社のあるモリーゼ州はアドリア海に面し、美しい海と葡萄畑とオリーブ畑の広がる風光明媚なところです。 
 
海辺には「トラブッコ」と呼ばれる、イタリアの伝統漁業で使われる設備があります。海に突き出た棒に網を取り付け、海の中に入れるだけのシンプルなしかけです。
 
  CTNトラブッコ.jpg 
 
(魚が獲れている気配はありませんでしたが・・・笑)
 
この「トラブッコ」が、ロンボのラベルのモチーフになってます。 
 
 

 
 
 こちらがクリテルニア社のワイナリーです。 クリテルニア社は近代設備を導入し、ワイン造りに特化した設備を有しています。
 
 

CTN外観.jpg

 
 
写真に写っているの紳士のお二人は副社長(左)と社長(右)。ワイナリーについて熱く語っています。 
 
 
タンクの上に登ってみました。 
 
 

CTNタンク上部.jpg

 
 
タンクの上からクリテルニア社周辺を一望。アドリア海のある方角からは、気持ちの良い風が吹いていました。
 
写真は部長のフランチェスコさん。とても明るくて気さくな方でした。 
 
 
続いてワイナリーの中を視察。内部は清潔に保たれています。ほのかにブドウの甘い香りがしました。 
 

CTN設備.jpg

 
 
設備のひとつに、日本製の機械を発見!!
 

CTN設備 日本製.jpg

 
 
これはマイクロフィルトレーション(濾過)の機械で、イタリアの多くのワイナリーで使用されているとのこと。 
 
日本から遠く離れたイタリアで日本の機械が使われ、その機械を使って出来上がったワインを日本で美味しく飲めることを、なんだか嬉しく思いました。
 
 
 続いてボトリングラインを視察。
 
ボトリングラインはほとんど自動化されていて、空瓶をラインに流し込めば、あとはワインが段ボール箱に詰められるまで、全て機械がやってくれます。瓶に充填するワインが少なかったりするとセンサーが反応し、ブザーが鳴ってラインが緊急停止します。  
 
  
視察後、クリテルニア社で働く皆さんと一緒に撮影。 
 
CNT集合写真.jpg
 
 
クリテルニア社のコストパフォーマンスの秘密は、
 
①近代設備 
②清潔に管理・スピーディーで効率的なワイン造り
 
だということを、視察を通じて感じました。
 
 
「この価格でこの味わい!?」な、クリテルニア社のワイン。
 
今後も何卒、ご愛顧ください!
 
 
(高橋)
 
 
 

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