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日本 山梨県/Yamanashi
- ブランド名
- ダイヤモンド
- ブランド名(英)
- DIAMOND
- 生産者名
- 大和葡萄酒株式会社
- 生産者名(英)
大和葡萄種株式会社の歴史は古く、江戸時代初期まで遡ります。創業家の萩原家は約250年間、代々油問屋を営み山梨市落合のまとめ役でしたが、13代目萩原保太郎が1913年に勝沼へ拠点を移し葡萄園や酒屋業を開始し、第十一葡萄酒組合(後の大和葡萄酒株式会社)を設立しました。現社長の萩原保樹氏が継いでからは、日本の食文化や産地の個性を表現し、世界水準のワインを造ることを理念とし、様々な取組みが行われています。その一つが日本古来の品種を原料に日本独自のワインを造ることで、「甲州」「竜眼」「甲州三尺」「紫葡萄」など日本古来の葡萄の育種を手掛けたり、山梨葡萄生産の象徴ともいえる市の指定文化財の「甲龍(樹齢130年の甲州)」や「菱山三森甲州(2010年枯死、指定文化財の認定解除)」から枝分けした葡萄を育てて、ワイン造りに活用しています。
世界水準の日本ワインを造る為、130年以上不可能とされた甲州種の垣根栽培に挑み、葡萄の小粒化によってアミノ酸が豊富でより香り高い葡萄の栽培に成功しました。また、土壌に対するこだわりも強く、山梨県内100地区を調査し、勝沼町日川を中心とした菱形のエリアが甲州葡萄に適した栽培地であることを発見しました。共同開発した「ダイヤモンド 甲州」はその菱形のエリア=ダイヤモンドエリアで栽培された葡萄を使用し、香りの豊かさが魅力のワインです。かつて指定文化財だった菱山三森甲州から枝分けした、小粒で凝縮感のある甲州を使用しています。また、「ダイヤモンド ブレンデッド スパークリングワイン」はワイン用品種の甲州やMBAの他に、高齢化する葡萄生産者を支援するため、シャインマスカット、デラウエア、巨峰、ピオーネ等の生食用葡萄を買い付けてブレンドしており、爽やかさとフルーティーさが楽しめます。
山梨県甲州市勝沼町等々力776―1