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アメリカ カリフォルニア/California
- ブランド名
- ロックウッド
- ブランド名(英)
- Lockwood
- 生産者名
- ロックウッド
- 生産者名(英)
- Lockwood
ロックウッド・ヴィンヤードは、「ワールドクラスのエステート・ワインは、理想的な葡萄畑のロケーションと質の高いワイン造りから得られる」という信念のもと、上質なワイン造りに取り組むワイナリーです。モントレーのサンタルチア・ハイランドの麓サン・ルーカスに、ひと続きの葡萄畑としてはカリフォルニアで最大となる747haの畑でシャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンなどを中心に多種多様な品種を栽培し、大きな成功を収めています。
1981年、サン・ルーカスがプレミアムな葡萄を育てるのに完璧な区画であることを確信したポール・トッペン氏、フィル・ジョンソン氏、ブッチ・リンドレー氏がこの地に葡萄の樹を植えたのが始まりです。1989年に最初のワインをリリース。近接するモントレー湾から吹く海風による冷涼な気候と、アメリカ地質調査所が1946年の調査で認定した「ロックウッド・シャリー・ローム」と呼ばれる独特な土壌から、優れた品質のワインを生み出しています。現在のオーナーはボワセ氏です。
サン・ルーカスは、カリフォルニア大学デイヴィス校のウィンクラー博士によるワイン産地区分で「リージョン2」に属します。これはナパやソノマ、ボルドーや北部イタリアと同じ区分です。昼夜の気温差が大きく、朝晩は約10℃、日中は40℃以上にもなり、最大で30℃以上の気温差があります。土壌は細かく砕かれた貝殻の化石から構成されており、石灰岩に似ています。この土壌は20フィート以上の深さまで続き、養分とミネラル分が少ないため、葡萄の樹が生き残るには困難な土地と言えます。このように葡萄の樹に加えられたストレスと、土壌の水はけの良さが、偉大なストラクチャーと複雑性を備えた葡萄を生み出しています。
ロックウッドのワインメーカー、セイン・クヌットソン氏はオクラホマの出身。牧場と農家に囲まれて育ったカントリー・ボーイです。オクラホマ大学で国際ビジネスの学位を取得するさなか、地元のワイナリーで働き、学生寮のクローゼットでワインを造るなどしていました。
先のワイナリーで2度収穫を経験した後、ケークブレッド・セラーズで研修し、ナパ・ヴァレーでワイン造りをしようと決心しました。
それからはヘス・コレクション・ワイナリーで技術者として2年、そしてレイモンド・ヴィンヤーズで働き、ロックウッドへやってきました。ロックウッドではエノロジスト、ワインメーカーとして活躍しています。
24600 Silver Cloud Court #104, Monterey, CA 93940
ジャン・クロード・ボワセ